ハーブやスパイスなど、日常で何気なく使っている調味料を使って発がんを予防することが出来ることを知っていますか?
世界に数多く存在するハーブやスパイスは発がん予防以外にも人体にメリットを与えており、その1つが健康維持の促進です。

今回の記事では、ハーブやスパイスがどのように作用しどんなメリットを得ることが出来るのか紹介したいと思います。

ハーブによって得られる効果

膨大な数のハーブの種類の中から、発がん予防をすることが出来るハーブを紹介したいと思います。
これらを普段の食生活の中に取り入れることで、将来のがん予防に繋がり自分や家族のがん予防をすることが出来ます。

抗がん作用のあるハーブ

  • ワサビ
  • フェンネル
  • アシタバ
  • ペパーミント
  • ニンジン
  • オレガノ
  • アカシソ
  • バジル

これらのハーブには抗酸化作用があり、細胞が酸化することを防ぎます。
体の細胞が酸化することによって老化現象が発生するので、ハーブを始めとする抗酸化作用のある食品を摂取することが発がん予防に繋がります。

アシタバを始めとする緑茶などの材料に使われているハーブには抗酸化作用だけでなく抗がん作用を持ったカテキンが配合されています。

オレガノ、赤しそ、バジル、セージ、ペパーミントなどのシソ科のハーブには不飽和脂肪酸と酷似した効果を持っていると言われている為、摂取することによってがん予防をすることが出来る可能性があります。
今までがん予防をするには青魚などに含まれているDHAやEPAを摂取することしか、一般的には知られていませんでしたがハーブを摂取することで簡単に発がんを予防することが出来るということを覚えておいてください。

無理のないハーブの摂取法

ハーブに抗がん作用があったとしても、ハーブ特有の香りのせいで中々食生活に取り組むことが難しいと思います。

そんな時には、無理してハーブを取り入れるのではなく普段の食事に自然と取り入れる方法を実践してみましょう

サラダに混ぜておく

香りの強いハーブは主菜となるおかずに混ぜてしまうと、主菜の味がハーブの香りと味によってまずくなってしまうことがあります。
3食の中にハーブを取り入れる際には新鮮なサラダの中に少しだけ混ぜておく方法が有効です。
ハーブそのものを食べる必要はないので、すりつぶしてドレッシングの中に混ぜてみるのも食べやすい方法の1つです。
ドレッシングに混ぜることで、強い香りが苦手なお子さんにもがん予防を取り組ませることが出来るので非常にオススメです。

お茶を飲む

緑茶やほうじ茶、麦茶は普段から皆さん飲んでいると思いますが、ハーブティーを意識して飲んだことはありますか?
ハーブティーはハーブに含まれている抗がん作用や抗酸化作用の効果を引き出し、あなたの身体からガンが生成されにくくなるようにサポートしてくれます。

身体を温めることにより代謝が良くなり、健康促進にも活かすことが出来るため仕事の休憩時間や家事の合間に飲んでみませんか?

スパイスによって得られる効果

ハーブによって抗がん作用や抗酸化作用を得ることが出来ることを知って頂けたと思いますが、皆さんが普段何気なく食べている料理に使われているスパイス(香辛料)にも抗がん作用や抗酸化作用を持っているものがあることを知っていますか?

どんなスパイスでどんなメリットを得ることが出来るのかを学び、発がんを予防するために今後の食生活に活かしてみてください。

ターメリックとブラックペッパー

スパイスの中でも優れた抗がん作用と抗酸化作用を持つスパイスは、カレーの色の元になっているターメリックです。
ターメリックには抗がん作用や抗酸化作用以外にも抗炎症作用などがある為、自体に沢山のメリットを与えてくれています。

ブラックペッパーには、ターメリックほどの抗がん作用や抗酸化作用はないのですがターメリックの作用を2,3倍に上げる効果があることが研究で分かっています。
(2,3倍に効果が向上するのは抗炎作用)

そのためターメリックとブラックペッパーを同時に摂取できる方法が発がん予防に有効と言われています。

スパイスの摂取方法オススメ

ブラックペッパーは摂取しやすいけれど、日本人は普段からターメリックを使う習慣がありません。
日本人でも気軽に摂取できるような方法を紹介します。

ターメリックライス

普段食べている白米をターメリックライスに置き換えてみましょう。
少しターメリックの風味がする程度なので、主菜や副菜の味を損ねることはありません。
ブラックペッパーを使ったおかずを一緒に摂取することで抗がん作用を増幅させましょう。

カレー

ターメリックを摂取する際にはカレーを食べましょう。
カレーの中に使われているスパイスの中にはターメリックも含まれている為、一番抵抗なくターメリックを摂取することが出来る方法です。
性別、年代関係なく摂取しやすい方法だと思うので、ターメリックに抵抗がある人はカレーを食べる頻度を増やしてみましょう。

まとめ

発がん予防のためにハーブやスパイスを活かす方法について紹介させて頂きました。
食品を利用して発がんを予防するのは非常に敷居が低く取り組みやすい発がん予防だと思うのであなたも将来の自分の身体を守るために取り組んでみませんか?